春から追いかけてきた 高島地区(岡山市中区=高島雄町の産地)の正月飾り作りもいよいよ終盤。
12月中旬の出荷に向け、夏場に刈り取った稲わらでお飾りを編む作業がピークを迎えていました。
先日は雄町のわらを使った特大サイズ(高さ65㎝)のお飾りの制作現場を拝見。
雄町のお飾りを制作する生産者さんは、今回取材した水田さんほぼ1軒だそうです。
手の感覚だけで規定のサイズに編み上げる鮮やかな技。
水田さんは、特大サイズ1点を20~30分ほどで編んでいました。
編みあがったお飾りにはこのあとさまざまな飾りが取り付けられて、完成です。
水田さんの鮮やかな手さばきは 写真を見れば一目瞭然ですが、これだけ大きなサイズになると相当な重労働だそう。
腰にかかる負担はとても大きく、半日がかりで編めるのは5個程度が精一杯だといいます。
さらにお飾り需要減で、今年の同サイズの制作数はわずか15個程度とか。
(アケボノで作る大以下のサイズは息子の純さんを中心に多数制作している)
完成したお飾りは今月12日に市場に卸され、午後からセリが行われることになっています。
できたらそこまで見届けたいと思っていますが、果たして行けるかな……!?(原稿どピーク)
<ここまでのレポート>
「雄町」のふるさと高島地区で なにしょん(何しているの)?~正月飾り用 イネの種まき(アケボノ・雄町)
https://writerichida.wordpress.com/…/%e3%80%8c%e9%9b…/
「雄町」のふるさと高島地区で なにしょん(何しているの)?②~正月飾り用 イネの生育と青刈り(アケボノ・雄町)
https://writerichida.wordpress.com/…/%e3%80%8c%e9%9b…/
「「雄町」のふるさと高島地区で なにしょん(何しているの)?~③ 正月用お飾りの制作現場を取材」への2件のフィードバック