『酒蔵萬流』 #012~変える勇気、変わらぬ信念

『酒蔵萬流』012号表紙去る1月20日に、醸造用精米機メーカーの新中野工業より発行。
『酒蔵萬流』012号では、「酒蔵紀行」3件、特集1件と控えめに執筆参加しております。


・初亀醸造様(「初亀」=静岡県藤枝市)…「酒は造るものでなく、育てるもの」との考えのもと、業界に先駆けて大吟醸酒の市販を手掛けるなど常に先駆者であり続ける同蔵。変化を恐れず、酒質をひたすらに追い求める蔵の姿勢とその根底にある酒造りへの想いに触れました。

あさ開様(「あさ開」=岩手県盛岡市)…銘酒「あさ開」を育む昭和旭蔵。そこで三十数年来変わらぬ味わいを支え続けた「現代の名工」藤尾正彦杜氏。岩手県トップクラスの出荷量へと成長を遂げた蔵元の軌跡を追い、将来を見据えた展開についても目を向けました。

萱島酒造様(「西の関」=大分県国東市)…醸造量の7割が大分県内、9割が九州地域で愛飲される「西の関」は、地域の食材や料理に寄り添う飲み飽きしない味わい。歴代の杜氏から杜氏へと時間をかけて受け継がれてきた技術。そして、尊い理念を支えてきた蔵元の信念に焦点を当てました。

・特集:大神神社 醸造安全祈願祭…毎年11月14日に同所で催される醸造安全祈願祭をレポート。併せて大神神社が「酒の神様」と仰がれるようになった起源や祈願祭に寄せる蔵元や神社職員らの想いにも迫りました。


このほか、濵川商店様、剣菱酒造様、千代酒造様、北雪酒造様を取材した「酒蔵紀行」や「酒場めぐり」、各特集、各国で活躍する識者や酒販店によるコラムなどが掲載されています。

取材にご協力くださったみなさま、大変お世話になりありがとうございました。
そしてスタッフのみなさま、今回もお世話になりました。

※書店・コンビニ等での一般販売はありません。
入手を希望される方には、サイトからご購入いただくことが可能です。
こちらのサイトをご利用ください。


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