山陽新聞カルチャープラザ日本酒講座 2019年後期 第2回 「酒造好適米で醸す酒、一般米で醸す酒」

日本酒講座試飲酒(2019年8月)山陽新聞カルチャープラザ日本酒講座「知る、嗜む 日本酒の魅力」2019年後期は、今月で2回目。
気が付けば、受講生は 定員を大きく上回る21名に増えました。

新規の受講生もいれば、受講歴4~5年のベテラン(!)もいて、講座の内容や伝え方には毎回頭を悩ませます。
半面、「日本酒をより美味しく楽しく飲みたい」という目的は、受講歴に関係なく共通しています。
本講座では、飲み手の視点から伝えるちょっとした知識や試飲という体験を通して日本酒を飲む楽しみがさらに増す……そんな講座にしたいと常々思っています。

後期は日本酒の原料、特に米に焦点を当て、日本酒の魅力をいつもとちょっぴり違った角度から楽しんでもらおうと考えています。
今回のテーマは「酒造好適米で醸す酒、一般米で醸す酒」。
それぞれの米の特徴の大まかな違いや、酒造りに適した米の条件などの知識。
さらには、それぞれのお米で造られた酒の酒質傾向についても(あくまで傾向)紹介し、試飲を通して体感してもらいました。
・醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦 EAU DU DESIR
・醸し人九平次 純米大吟醸 雄町 SAUVAGE(以上 萬乗醸造=愛知県名古屋市)
・大典白菊 純米吟醸 山田錦 五五
・大典白菊 純米吟醸 朝日米 五五(以上 白菊酒造=岡山県高梁市)
・乾坤一 純米吟醸(ササシグレ)
・乾坤一 特別純米酒  辛口(ササニシキ)(以上 大沼酒造店=宮城県柴田郡)

米の品種が日本酒の香味に大きな影響をもたらすかというと、それは確かに難しい。
けれど、「山田錦らしさ」「雄町らしさ」といった品種のポテンシャルは酒質にあらわれると感じています。

もっとも、ブラインドで試飲して原料米の品種を当てられるわけではありません。
そういうことが言いたいのでなく、山田錦と雄町の酒を飲み比べると、方や五味のバランスにすぐれたスレンダーな酒、方やボディがしっかりとしていてふくよかな酒といった傾向の差があって面白いでしょ?という”飲む楽しさ”を共有したいのです。

実際、酒造好適米で醸した酒と一般米で醸した酒とを飲み比べたところ、ボディ感の違いが感じられたようで、受講生の皆さんは 「今回は特に飲み比べが楽しかった!」と、異口同音。
大事なのは、一般の飲み手が飲んで「!!」と感じる体験をいかに講座の場で伝えていけるかなのだと、あらためて感じているところです。

これを毎月するのは、かなり大変なのですが……苦笑。

日本酒講座おつまみ(2019年8月)おつまみは毎回、教室すぐ近くにある天満屋岡山本店さんにお世話になっています。
いつも、ありがとうございます。

左上から
・森林鶏と胡瓜の塩レモン
・蓮根と牛蒡のシャキシャキサラダ
・ボロニアソーセージ
・スモークチーズ
・べったら漬け

さて、次回は……!?
試飲酒のリストアップをしつつ、魅力的な講座を練っていきたいと思います。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください