まめ農園の備前雄町米で醸す、生酛の酛摺りに参加。

藤井酒造外観

先週の酒造り体験実習とは打って変わり、晴天の広島は竹原へ。
雄町米の生産者でいつもお世話になっている 倉敷市のまめ農園さんからお声掛けをいただき、「龍勢」「宝寿」醸造元・藤井酒造さんを訪問。

酛摺り前

目的は、まめ農園さんが栽培した「備前雄町」で醸す生酛(きもと)の酛摺り。

ひと口に酛摺りといっても、その方法は酒屋萬流。
東京からお越しの飲食店経営者さんらのグループとともに、いい経験をさせていただきました。

一番櫂前の酛↑ こちらは、一番櫂前の酛。
水分を含み、ややぷっくりとしているものの、米が一粒一粒が くっきりと形を残しています。
ここから複数回、櫂棒でこの酛を摺っていきます。

酛摺り

一番櫂は力任せに摺り潰さず、上から押さえて米を締めていくイメージで3分間。
これを1セット行い、しばらく時間を置きます。
藤井酒造さんでは今回、各酛摺りの間隔を2時間ずつ取っていましたが、これもまた蔵によって異なりますし、その日の天候や酛の状態によっても変わってきます。

一番櫂後の酛

↑ 一番櫂後の酛。
見た目には少し米の粒感が消えたくらいな感じ。

市田酛摺り

二番櫂、三番櫂は、なんと5分間!
麹の酵素の力で酛は徐々に軟らかくなってきたものの、今度は酛が櫂棒に付着して、重量感がアップ。
体全体でリズムをゆっくり取りながら、なんとか完遂。
毎年どこかで酛摺りをさせていただいている経験が、なんとなく生きたかな。

三番櫂前の酛そして、こちらは三番櫂前の酛。
画像がやや粗くなってしまいましたが、酵素の作用もあって、櫂の滑りがとてもよくなりました。
ここでも、酛摺りは5分間1セット。

私たちはここまでの作業で修了。
藤井酒造さんではこの後さらに四番櫂を行い、その日のうちに酛寄せする予定だと伺いました。

西方寺に咲く梅の花酛摺りと酛摺りの合間には、竹原市内の町並み保存地区を蔵元に案内していただき、西方寺普明閣からの眺望を楽しんだり、町並み保存センターで竹原の歴史や文化にまつわる映像を鑑賞したり。

西方寺から見下ろす竹原市街並み保存地区

西方寺から見下ろす竹原市街並み保存地区~瀬戸内海方面

藤井酒造さん使用井戸跡また、町並み保存地区の一角・照蓮寺のお膝元には、昭和40年代頃まで使われていたという酒造用の井戸跡も。

藤井酒造さん元使用井戸に刻まれた年月井戸の石枠に刻まれていたのは「天和三(年?)十二月」の文字。
およそ330年前に建造されたということでしょうか。
歴史の重み、時の深さを感じます。

このたびは、藤井酒造さんの計らいと、まめ農園さんのお誘いで、またひとつよい経験をさせていただくことができました。
ありがとうございました。
お酒が出来上がったら、この時の体験を思い起こしながらじっくり味わいます。

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