田植え後約40日の雄町米と朝日米~赤磐市の圃場から。

赤磐から。7月19日、田植えから40日ほど経った岡山県赤磐市の圃場を訪問。
(注:上の写真は赤磐のいち田園風景であって、雄町・朝日の圃場ではありません。)
梅雨が明け、それまでの雨天・曇天とは打って変わって、真夏の太陽が照り付ける一日でした。

今年は春先からなぜかバタバタで、気が付けば赤磐の圃場訪問はこれが今シーズン初めて。
生産者の藤原さんや岩藤さん、そしてJAの小田さんが時間を作ってくださり、案内してくださいました。
ありがとうございます。

雄町米の圃場

上の写真が、雄町の田んぼ。
葉の色が濃い手前が、雄町です。
この時期は雄町米とほかの品種とで緑のグラデーションを愛でるのが、楽しみのひとつ。
どこまで行っても緑の世界ですが、目にはとてもやさしくて、いつまでも眺めていたい気分。

雄町米の立ち姿

生産者の藤原一章さんに話を聞いたところ、田植えの時期以来続いた梅雨の長雨の影響で日照が不足しているようで、成長が遅れ気味とのこと。
そろそろ中干しの時期に入ってきますが、この調子で好天が続くことを願っています。

中干しには土の中の有害なガスを放出し酸素を補給したり、余分な分けつを抑制したり、はたまた根がしっかりと張らせ茎を太くすることで倒伏防止につなげたりと種々の目的があるわけですが、その方法も生産者によってさまざま。
地面にヒビが入るほどしっかり干す人もいれば、生産者の岩藤英彦さんの場合は地面を踏んだ時に水がじわっと染み出るくらいの干し加減を目指すのだとか。

朝日米の圃場②

そしてこちら(↑)が朝日米。
こちらも田植え後約40日が経過。

朝日米の立ち姿雄町米同様、今は中干しが始まっているはずです。

梅雨が明け、一気に暑くなってからは、日中の田んぼの水温が「お湯」レベル(推定40度くらい)にまで上がるということで、水管理に気を使うとのこと。
高い場所にある田んぼはよいのですが、低い地域は水がなかなか確保できなくて大変みたいです。
水が必要なのは、どの田んぼも同様ですものね……。

あと、今年はイノシシが頻繁に現れるとのこと。
電柵はしていますが、収穫が終わるまで田んぼがどうか無事でありますように……(祈)。

GLOBAL GAPところで、岩藤さん(会長)や藤原さんが所属する「赤坂特産雄町米研究会」は今年3月、適正農業規範の国際基準である「グローバルGAP」の認証を取得。
貴重な認証書も拝見してきました。

赤磐産雄町米のブランド力向上はもとより、海外へ広がる市場で原料米の安全性を担保することを目的に動いた成果であり、日々の米作りと並行しての取組みは相当大変だったそうですが、雄町米の品質、ブランド力を将来にわたって維持向上するための貴重な第一歩なのだと認識しています。

私は直接生産に関わっているわけでもなければ日本酒の造り手でもありませんが、岡山県が誇る雄町米の歴史や文化、そして高い品質と可能性を広く知ってもらうため、情報発信を通して力になれればと考えます。
またおいおい、雄町米や朝日米の生長過程を追って行きます。

※グローバルGAPに関する情報
⇒ ■赤坂特産雄町米研究会がグロ-バルGAP認証取得報告会を開催(5月13日)…東備農業普及指導センター
赤坂酒米で「グローバルGAP」赤坂特産雄町米研究会…JA岡山東

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