東京・練馬 東京ワイナリーさん訪問。

東京ワイナリー外観この日、東京の最高気温は確か37℃近かったでしょうか。
梅雨とは思えない真夏の陽気の中、行ってきました。
2年前、東京都内にはじめて生まれたワインの醸造所「東京ワイナリー

残念ながら醸造時期ではありませんでしたが、代表の越後屋美和さんが施設内を案内してくださいました。

東京ワイナリー醸造所内東京都練馬区・大泉学園町の住宅地にたたずむここは、それはそれは小さなワイナリー。
ワインの醸造から販売までを、美和さんがほぼ一人で手掛けています。
除梗破砕・圧搾などの作業は手仕事(手動の機械)にこだわり、原料のぶどうも東京、長野、青森、山形など各地の信頼できる生産者のもののみを使用。
文字通り、造り手の顔が見えるワインを醸しています。

数々のこだわりの背景にあるのは、野菜の仲卸として活躍していた頃、東京で真心を込めて野菜作りをしている生産者さんとの交流を通して生まれた「地元の産物を広めたい」との想い。
地元東京では「高尾」という品種、それに「山ぶどう」も栽培されているのですね。
美和さんが伝えたいのは すなわちそういうことであり、ワイン造りを通して東京や各地で育まれるぶどうの素晴らしさを発信したいのだろうと。
そんな彼女、前日は確か長野の生産者さんを訪ね、ぶどうの生育状況を見てきたといいます。
この時期は各地を頻繁にまわって、ぶどうの作り手さんとのコミュニケーションも欠かしません。

搾汁機↑ ちいさな搾汁機が2台。
木で覆われているものなんて、ほんとミニ。

発酵タンクは600ℓサイズのものが4本。
基本は原料1tに対してタンク2本で発酵させているとのこと。
タンクはイタリア製。

工具が整然と収められた醸造所内の一角醸造所の一角には、細かな道具類が整然と並べてありました。

瓶内二次発酵中美和さんが造るワインの多くは、濾過をほどこさず、火入れせず(もちろんしてあるものもあり)。
ぶどうの素顔がそのまま味わえるワインです。
味わいはご本人が好きという、酸のきいた辛口タイプが主流。
素材の特徴を引き出しつつも、酸やフィニッシュの表情は美和さんテイストなのが楽しい。

二次発酵中のワインもありましたよ。

見学後は、試飲をさせていただきました。
もちろん、このあと大人買い(!)。

東京ワイナリー「高尾」地元の「高尾」という品種で造った、赤ワイン。
ほの甘い、やさしい味わい。
ワイナリーのある大泉地区は閑静な住宅街の中にちいさな牧場や畑が点在していて、のどかなこの街らしい穏やかさ。
ワインの入門者にもおすすめと、美和さん。

東京ワイナリー「スチューベンロゼ」青森産スチューベンのロゼは、私にとってはお初な出合い。
あまり耳にしない品種だと思ったら、寒冷な地域で栽培されるぶどうなのですね。
含むと華のある香りとやさしい甘さを感じる一方、酸の印象が強かったかな。
かすかに発泡していて、今の時期はキュっと冷たくして飲みたいなと。

ほかにも、東京・国立産vs山形産の山ぶどうワインを飲み比べしたり(これがまた味が凝縮していて飲み応え大!)、長野産のシャルドネを楽しんだり。

私は長野産のシャルドネにほっとするものを感じましたが、ワイルドな山ぶどうにも大いに惹かれ、ともに購入。
山ぶどうといえば、岡山のひるぜんワインさんも知られた存在。
こちらも合わせて、飲み比べを楽しみたいものです。

東京ワイナリー「シードル」それから、ジョナのシードルがこれまた最高で、暑かったこの日はゴクゴクと飲み干してしまうおいしさ。
市販のあま~いのではなく、酸が効いて辛口なのも、杯がすすむ一因でしょう。
これも買っちゃいました。 いつ飲もうかと、ワクワクします。

東京ワイナリー 越後屋美和さんワイナリー訪問を直前に決めた私は メールで申し入れをしたのですが、どうぞどうぞと迎えてくださったのがありがたく。
色々とお話を聞かせていただくと、明るくさばさばとした人当たりがとても心地よく、初めて会った気がしませんでした。
そんな時間はあっという間に過ぎて行き……
またの訪問を楽しみに、醸造所を後にしました。

大泉のぶどう園②かつて隣町に住んでいて、大泉の街並みも知っていた私にとって、この訪問は約13年ぶりの里帰りみたいな感覚でした。
都心に比べて畑(まさに練馬大根とかキャベツとか・笑)がそこかしこにあり、住民同士のコミュニケーションもいまだ良好なエリアは、都会がニガテな私が「住んでもいいな」と思う数少ない地域でした。

美和さんに教わって、ワイナリーから最も近い場所にあるぶどう畑へ寄り道。
ここで栽培されている「高尾」が、あのロゼになっているのですね。
住んでいたころは全然知らなかった、街の魅力。
岡山にもきっと、まだまだ知らないいいもの・いいところが 方々に眠っているのだろうな。

大泉のぶどう園①そう思いながら歩きまわるうちに、方向が分からなくなって、しばしうろうろ。
なんとか駅にたどりつきましたが、炎天下にこれはアウトですね。
夕方には日焼け対策をすっかり忘れていた首筋や腕が赤くかぶれたようになりました。
梅雨が明けたらますます日差しが強くなりますし、みなさまもどうか気を付けて。

そういえば。
私が訪れた日は営業日外でしたが、火・水・金はカフェ、土日は昼飲みが楽しめます。
いいな~。今 隣町に住んでいたら、散歩がてら昼飲みを楽しみに行ったのに!
機会があれば、ぜひぜひ。

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2件のコメント

  1. 先週はお会いできず残念でした。
    今後も機会はあると思います。
    その時、ぜひ。
    今、岡山の魚介で旬なのは、ガザミ(ワタリガニ)とかガラエビ、あと穴ジャコ。
    マナガツオもこの時期のお楽しみです!
    瀬戸内のタチウオも絶品(^o^)。

  2. 新橋でのイベント、盛況だったようで何よりですね。
    伺えず申し訳ありませんでした。
    東京都内のワイン醸造所は私も知りませんでした。
    先日新潟で思いがけず美味しい赤ワインに出会いましたし、今日本のワインは
    熱いですね。

    でも、夏と言えば白ワインは勿論ですが美味しい冷酒と鱧おとしなどを味わう
    愉しみも堪りませんね。
    岡山の夏の鮮魚のお薦めと言えば何ですか?

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