「大正の鶴」の仕込みも、いよいよ終盤。落酒造場へ。

朝日米の麹岡山県真庭市の落酒造場(銘柄:大正の鶴)は、今年の仕込み17本中14本目の留を終えたところ。
造りを手掛ける落昇さんを訪ねると、充実感に満ちた表情で迎えてくれました。

近年、朝日米を45%まで磨き純米大吟醸酒を醸したり、昨酒造年度は麹に自身初の雄町米を使ったり。
そして今年はついに全量雄町米の酒造りにチャレンジ。
新たな原料米、しかも酒造好適米を使っての酒造りは さまざまな発見との出合いの連続だったことでしょう。
これまでの軌跡や現在の酒造技術や理念をあらためて確認する よい機会になったようです。

仕込み自体はタンク残り3本とゴールが見えてきましたが、蔵内には上槽の時を待つ醪がありますし、搾ったあとも瓶詰や火入れなどの作業が待ち受けています。
落ち着くまでもうしばらくの辛抱ですが、私たちは酒販店に届く新酒の便りを楽しみにしつつ エールを送り続けたいと思います。

朝日米の麹をチェックする落氏
出麹後の朝日米の麹を見せてもらいました。
きれいな栗香がふわりと立ち、噛みしめるとやさしい甘み。
破精込みも美しく、本人も満足そうな表情を浮かべていました。

新たな酒米を手掛けることによって得られた収穫は、さまざま。
原料米の品種が違っても 造りの基本は変わり得ないという自信。
雄町米での造りを通して得た感触や情報、対応方法などを朝日米での酒造りにもフィードバックすることができ、相乗的な技術向上が期待できる喜び。
そして、杜氏も蔵人も新しい刺激を受け、生き生きと精力的に造りに臨む、高いモチベーション。

大正の鶴 特別純米酒の醪
チャレンジは楽しくもあり、リスクを伴う分プレッシャーもあります。
それでも挑戦することで得るものは大きい。
そんな話を、どちらかの機会で紹介できればいいなと思っています。

春になるまで、楽しみはまだまだ続きます。

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