雄町米の圃場訪問(2014.09.08 赤磐市赤坂地区)

「雄町が出穂(穂が出ること)しましたよ」
JA岡山東の方から連絡をいただいたのは、9月4日のことでした。

そして昨日。
JAさんを訪ね、赤磐市内にある圃場へ。
順調に育つ雄町米を見せていただきました。

幸運なことに、昨日は見事な秋晴れ。
済んだ空と青々とした稲とのコントラストが見事で、遠くから眺めていても、思わずため息。

雄町米の芒「雄町」には、この髭のような白い「芒(のげ)」があります。
旧い品種に多くあると聞きます。

今年は例年に比べ、なぜか芒が長いのだそう。
理由は不明で、毎年長さや本数は異なるといいます。
不思議。

芒の役割もよく分かっていなくて、一説には鳥よけではないかとも。
命あるものの本能って、すごい。

雄町米の芒②

白い芒のおかげで、この時期は遠くから眺めていても どれが雄町の田んぼかすぐに分かります。

雄町米の圃場①たとえば、↑の画像では手前が雄町の田んぼ。

雄町の圃場②↑は、左の田と、2枚右隣以降の田んぼが雄町。
あの多数の芒で、こんなに白く輝くのです。
風になびくと、シルクのように美しい。

雄町の圃場③こんな風景が、赤磐市赤坂地区に広がっています。
今時期だけの美しい眺め。
いいタイミングで出かけることができました。

土用干し中には土用干しをしている田もあり。

雄町米の茎こちらはまだまだ水が張っています。
エリアが広いので、微妙に生育や栽培状況に違いがありますが、いずれも順調に育っているようす。

雄町米と丈比べ出穂間もなく、ようやっと穂が揃ってきたところ。
まだ籾が軽く、頭を垂れていない状態だと、身長168cmのモデルさん(=生産者の原田さん)がほぼすっぽり隠れてしまいます。

雄町の背丈はそれだけ長いのです。

雄町米と丈比べ②原田さん、ありがとうございました!

雄町の圃場の主カエルも元気!

岡山県酒造好適米協議会 会長 岩藤英彦さんによると、
「今のところ生育は概ね順調。大事なのはむしろ今後の天候」
とのこと。昨日のような晴天が続いてくれれば、良質な雄町米に育つだろうとおっしゃっていました。

日照不足で数日から1週間程度 例年より生長が遅れているようですが、このままいけば10月中旬には無事収穫となりそうです。

もっとも、今年の冷夏の影響がないわけではありません。
日照不足でいつもの年より茎が細め。しかも(光を求めて上に伸びるから?)丈がやや長いので、倒伏に気を付けねばなりません。
また穂も長く、一穂あたりの粒数がやや多いのも、より品質の高いものを求める生産者からすれば理想的ではないといいます。
籾は穂の先から実っていくので、穂が長くなればそれだけ時間差が生じ、粒が揃わなくなるからです。

それでも稲に病気の気配はないし、素人目にはとても元気に見えます。
今後台風の影響を受けず、秋ウンカ等の被害がなければ、いい酒米が酒蔵さんに届けられそうで、とても楽しみです。

今月23日には、岡山市内で「おかやま雄町と地酒の祭典」が岡山コンベンションセンターで催されます。
岡山の食と酒が味わえたりするほか、雄町米で醸された全国の銘酒がきき酒できるコーナーもあるので、ぜひ足を運んで雄町米で醸された酒の魅力に触れてみてください!

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