【イベント報告】備前雄町を楽しむ七夕の宴―室町酒造×日本酒時間×はむら(2014.07.07)

去る7月7日、室町酒造さん(岡山県赤磐市)の銘酒と 柳川はむらさんの日本料理をお楽しみいただく会を開催。
私たち「日本酒時間※」は、本会の企画から運営までをお手伝いさせていただきました。

※日本酒時間とは…日本酒×食や空間、蔵元などとのコラボレーションを手掛ける企画運営チーム。灰原抄織(料理教室講師)、岡野英美(Pieni..ecole+cafeオーナー)、市田真紀(フリーライター・日本酒学講師)で、日本酒会や酒蔵等を巡るバスツアーなど、「日本酒」をキーワードにした企画・発信を行っています。

室町酒造「佐近」 会の主役は、この「佐近」という名のお酒。
酒質からパッケージデザイン、販売方法までリニューアルされ、この日リリースされました。
(「佐近」のリブランディングは、デザインオフィス「kotol(コトル)」さんが手がけました)

そう、この日は「佐近」のリニューアル発売を記念したお披露目の日。
大切な一日を素晴らしい方々と分かち合いたい―そんな蔵元の強い意向があって実現した会でもあったのです。

※「佐近」とは…岡山氏東区瀬戸町で「雄町米」を栽培する”お米作りの名人”佐近肇(さこん はじめ)氏の名を冠したブランド(純米吟醸酒)。  原料米は佐近氏の手によって育てられた雄町米を、仕込水には日本の名水百選「雄町の冷泉」を使用し、アルプス酵母で醸されました。   華やかな上立香。食事とともにいただくと、旨みが一気に膨らみ、料理と絶妙に寄り添う食中酒へと昇華します。 「佐近」をキリっと冷やし、ワイングラスで味わっていただきたい――蔵元の想いとともに、今回はワイングラスで提供いたしました。 今後は「佐近」とお料理、双方の魅力が発揮される飲食店でのみお楽しみいただきたい意向で、一般販売については室町酒造のウェブショップのみでの限定販売となります。
「佐近」 販売ページ

この日を迎えるための準備期間、約3か月。
その間、蔵元との打ち合わせ、はむらさんとのお料理の打ち合わせ、佐近さんを訪ねて圃場の見学と、色々動いてきました。

当日のテーブルセッティング。 佐近の会テーブルセッティング① 佐近の会テーブルセッティング② テーブルマットは、「佐近」のラベルデザインを手がけた「kotol」丸山敦氏が制作。
席札を兼ねたリーフレットも、丸山氏によるものです。 室町酒造ディスプレイ 会場の一角には、室町酒造が受賞した数々のトロフィーやメダル類も展示。
数々の受賞歴があり、海外での評判がすこぶる高い「櫻室町」のお酒も、岡山では不思議とお目にかかる機会が少なく。
列席された皆様にとってはとてもラッキーなことだったのではないでしょうか。

「はむら」お料理説明さて、私の拙い噛み噛みの進行のもと、宴が始まりました。
室町酒造の花房満社長による挨拶、そしてはむらの社長・羽村敏哉氏によるお料理の紹介を経て、乾杯は「櫻室町 極大吟醸 室町時代」。
華やかな上立香は、ハレの日の宴にふさわしく、ゲストからも好評価の声、続々と。 蓮の葉に鱧 はす芋 煎り酒 はむらさんがこの日のために組んでくださった特別メニュー。
鱧に茄子、鱸に車海老。冬瓜、無花果……。
夏の食材をふんだんに使い、涼感たっぷりのお料理に仕立て上げてくださいました。
もちろん、雄町米を使用した「櫻室町」のお酒との相性も◎。
それもそのはず、はむらの皆さんは櫻室町のお酒を試飲し、相性をイメージしながらつくり上げてくださっただけでなく、中には「櫻室町」のお酒を贅沢に使われたお料理もあったのです。

上は、一品目、鱧の落とし。
櫻室町のお酒を贅沢に使い、梅干し、煎り米を湯煎で3時間煮詰めた「煎り酒」のジュレが、淡白な鱧に上品な旨みを纏わせて。 お造り 橙醤油で お造りでは甘口のお酒に合うよう、柑橘を使った橙醤油とともにいただきます。
これが「佐近」が持つ気品あふれる旨みと、素晴らしい相性を見せてくれました。

他にも冬瓜のすり流しやかますの焼き物、無花果の田楽、黒豚と夏野菜のせいろ蒸し、焼きとうもろこしごはんと続き、4升の小豆に1升のお酒(あとで聞いたら、なんと「佐近」だったとか!)を加えて造った贅沢な水ようかんで〆。
これも「佐近」を合わせると、やはりぴったり。
最後の最後まで、お料理とお酒の共演を満喫することができ、私たちも感激しました。

会の雰囲気櫻室町のお酒は、各メニューに合わせて1品1品お出ししました。
同銘柄はすべて原料米に備前雄町を使用しており、同じお米から生まれたお酒でもこんなに個性豊かな表情を見せるものかと、新たな発見もあったかと思います。
なんとも贅沢な時間です。

会には「佐近」の原料米の生産者である佐近肇さんが参加くださったほか、日ごろ室町酒造さんとお付き合いの深い方々やワイン・日本酒通の皆さま、そしてメディア関連の方など18名がお集まりくださり、この日に相応しい華やかで実りある会となりました。

お集まりくださいましたゲストの皆さま、本当にありがとうございました。

日本酒会は数ありますが、会場からお料理、お酒の提案その他諸々まで造りこんだものはまだまだ少ないと思います。
コストはそれなりにかかりますし、多くの関係者の協力が必要になってきますが、今回のように新商品お披露目の機会など、 ここぞという時にはブランドイメージや想い、決意を伝える場として企画のお手伝いもさせていただけたらと考えています。

なにはともあれ、大きなイベントが無事開催されてよかった。
室町酒造さま、はむらさまにも、心から感謝申し上げます。

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