スローフード協会ドイツ・ベルリン支部、岡山の発酵食品の現場を視察(1)

丸本酒造(岡山県浅口市鴨方町)さんからお誘いを受け、来日中の世界スローフード協会 ドイツ・ベルリン支部の皆様による岡山視察に同行させていただいたのは7月14日のこと。
同蔵元・丸本仁一郎さんのコーディネートによる醤油蔵・酒蔵・味噌蔵見学ツアーを駆け足で巡ってきました。

一行が岡山到着後、まず訪れたのが岡山市内にあるキミセ醤油さん
今では少なくなった、原料の大豆から醤油づくりの全工程を担う醤油蔵さんです。

キミセ醤油にて

キミセ醤油・永原社長
キミセ醤油 代表取締役社長・永原 琢朗さん。
話は蔵の歴史にはじまり、核家族化や食文化の変化に伴う醤油の消費低下といった事情まで、丁寧に説明されました。

現在でも13万世帯のご家庭に醤油を納品しているというキミセ醤油さん。
それでも「家庭の味」を守る食文化が徐々に失われ、家族で食卓を囲む習慣すら薄れつつある現状に危機感を覚えているとも。

食の基本は、家庭での食事にあり。
商品を前面に押す以前に根源の食文化を見直す活動からやり直さなければならないのだなと、つくづく。

河野章子さん
今回の日本ツアーをコーディネートされたベルリン在住の河野章子さんは、通訳も担当。
日本料理研究家であり、現地で日本をはじめとするアジア料理の講師などを務めていらっしゃいます。
ご主人も現地で寿司職人としてご活躍。もちろん今回のツアーにも同行。

記念撮影
仕込蔵を見学する前に、記念撮影。
キミセ醤油さんから支給された手ぬぐいがさまになっています^^!

整理整頓された棚
仕込蔵の入口には、道具がきちんと整えられた棚が備えてありました。
非常に清潔。
こうした蔵でつくられた食品は、安心して口にできますね。

醤油の仕込蔵内を見学
麹と塩水を混ぜ、初期発酵を経たもろみを仕込蔵で半年かけて発酵。
エリアによって仕込んだ時期が異なり、手前が最近のもので、奥が時間が経過したもの。

説明を熱心に聴く参加者
キミセ醤油さんではこのほか備前焼きの甕に入れ、モーツアルトを聴かせて熟成させてもいるとか。
参加の皆さんも常に熱心に耳を傾け、「音楽はロックじゃダメなの?」といった質問も飛ぶ盛り上がりよう。

五穀蔵も見学
さらに本社から車で数分ほどの五穀蔵での見学も経て、醤油のテイスティングやお土産の購入などを愉しんだ一行。
続いては浅口市にある丸本酒造さんへ移動です。

<つづく>
 
醤油をテイスティングする参加者

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