【酒蔵探訪】「武蔵の里」田中酒造場(岡山県美作市)

1月末のことになりますが、岡山県美作市にある「武蔵の里」蔵元・田中酒造場さんを訪問。

その日は山廃純米酒の留仕込の日であり、甑倒し(仕込みの最終日)でもあり。
「もっと忙しい時に来てくれにゃぁ(=手伝って)」と蔵人さんにからかわれつつ、タンクに櫂棒を入れて仕込みをほんのちょっぴりお手伝い。
蒸し

蒸し取り

櫂入れ

こちら(下の画像)は純米酒・かつたのタンク。
米は山田錦。
お酒好きの有志が同蔵の協力を得、米づくりから酒づくりまで一貫して手掛けている作品です。
かつたのタンク

かつたの醪

実は後日、かつたの上槽(搾り)があると聞きつけ……。
知り合いに便乗し、初めての槽掛け(ふながけ)を体験。

かつたの醪、搾り前
上の画像は、搾る直前の醪。
順調な発酵ぶりをうかがわせる、フレッシュな果実香が広がります。

槽
そして、↑これが「槽(ふね)」。
酒袋に入れた醪をこの槽に丁寧に並べ、まずは醪自身の重みによってほとばしる滴を取っていきます。

多くの蔵ではタンクから醪をポンプでくみ上げ酒袋へ注ぎますが、大勢の参加者が均等量の醪を並べられるよう、すべて手作業で行われました。

槽掛け1

槽掛け2
醪を袋からこぼさないように、きれいな滴が落ちるように。
慎重に酒袋を並べるのはとても難しく、緊張するものでした。
槽はとても深いため、身長の低い私には非常に重労働でもあり。
翌日は腰やら肩やら、普段使わない筋肉がガチガチに凍っていました(笑)。

でも、作業に慣れてくると、私のテンションは次第にアップ(←周囲からはそう見えたらしい)。
最後の最後まで槽に乗り、酒袋を並べ続けたのでした。
飛び入り参加にも関わらず、温かく受け入れてくださった蔵元と有志参加者に、感謝、感謝。

来期は彼らに加わり、米づくりから参加させていただく…かもしれません。

追伸:かつたのお酒、「今年は最高の出来!」と蔵元が胸を張る通り、ジューシーで清らかにキレていく、洗練された酒質に仕上がっていました。

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2件のコメント

  1. quesoさん

    こちらこそご無沙汰しております!
    風の森、私もいただいたことがあります。
    しっかりとした酒質ながらキレがあり、お料理を邪魔しない懐の深さがあってとても美味しかったと記憶しています。
    いつかquesoさんと日本酒で乾杯したいな~。

  2. ご無沙汰しております。
    益々日本酒の知識が深まっていらっしゃいますね。
    最近、職場の若者たちとも日本酒を飲む機会が増えています。
    先日呑んだ奈良の「風の森」というお酒もとても美味でした。
    岡山のお酒もこれから色々試してみますね♪(^^)

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