映画「降りてゆく生き方」に感動。

去る土曜日、高梁市で行われたGREEN DAY 2010へ。
競争社会の中でひたすら“上ってゆく”日常に疑問を呈し、自然や人々とのつながりを大切にする生き方を考える映画「降りてゆく生き方」を鑑賞してきました。

「降りてゆく生き方」は今回が中四国初上映。
そのため、岡山全域のみならず、広島など隣県から駆けつけた熱心な参加者も!
宣伝を一切していないのに、これだけの観衆を惹きつける映画。
近年の商業主義的な映画に飽きを感じている私には、それだけでも魅力的だったのです。

ストーリーは、公式サイトでもあえて詳しく紹介されていないので、ここでは割愛。
ただ、お米にしろお酒にしろ何にしろ、作っているのは“人”だけじゃない。
お米の場合は「土」であり、お酒なら「蔵(に棲む菌)」。
すべては森羅万象の恵みのお陰で成り立っているのだということを、映画を通して改めて教えられました。

武田鉄矢さんや、この映画でデビューを果たした市長役の権藤栄作さんのコミカルな演技もあり、映画は温かな雰囲気で展開していきます。
とともに、利己のためにひたすら上を目指してきた者が、自然とのつながり、人とのつながりを知ってはじめて、競争社会から「降りる」生き方に価値を見出していく様子も描かれています。

何も、人々の今の生き方を全否定しているわけじゃない。
人それぞれの生き方があって当然だから。
しかし、私利私欲に走ってばかりいると、いつかは行き詰まる時は来る。
反対にあらゆるものを受け止め、手を取り合って生きるようになると、欲とか勝ち負けなんて、どうでもよくなってくるのです。

―そんなことを、会社員を辞めた10年前以降の自分に重ね合わせて映画を観ていたら、後半はもう泣きっぱなし!!
自己嫌悪、コンプレックスに悩み続けた数年間があったから、私もやっと自分の立つべき場所に「降りる」ことができたのだと、どこかで再認識できたのでしょうね。

この映画は残念ながらGREEN DAY 当日のみの上映でした。
が、上映開始1年を経てなお各地から「うちの地域でも上映してほしい」といった声が届いているそうなので、そう遠くない将来、またお目にかかることができるかも。

日々忙殺され、大切なものを見失いかけている時、自分にぜひ見せてやりたい。
そんな、あったかい映画でした。

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