倉敷市・渡辺酒造本店の蔵開き(2月27日・28日)

渡辺酒造本店

2月27日(土)、28日(日)の両日は、渡辺酒造本店さん(倉敷市連島)の蔵開き。
私たちは初日、一般客より一足早い、午前8:00に蔵に到着し、搾りを見学させていただきました。

斗瓶取りの様子

上の大きな瓶は「斗瓶(とびん)」。
袋に入れた醪(もろみ)を吊るし、圧をかけずに自らの重みでしたたりおちた雫を詰める、「斗瓶取り」という手法に用いられます。
ただし手間と時間がかかるため、多くの蔵では主に鑑評会出品用や一部の高級酒にのみ実施される手法。

搾りの時を待つ醪(もろみ)

さらに、この日搾られるお酒の醪が静かに眠るタンクも拝見。
1)吟醸香、2)熟れたバナナを思わせる香り、そして3)2者をブレンドした、ちょっぴり落ち着いた香りと、3醪3様。
1日目はこのうち、バナナを思わせる香りをたたえた醪を搾ることに。

槽で搾られたお酒をその場で瓶詰め

さて、蔵開きの時間が迫るころから、「槽搾り」の準備がスタート。
「槽」の中に醪を詰めた袋をきれいに並べていき、まずは袋の重みによって落ちる雫を、槽の下でキャッチ。
この最初に落ちてきたお酒を「あらばしり」といいます。
滓(おり)が絡んでいるのが特徴。
ちなみに、「あらばしり」が落ち着き、透明なお酒が落ちてきたら、それは「中汲み(中取り)」。
さらに上から圧をかけ、搾り出されたお酒を「責め」といいます。

搾りたてを瓶詰めした「ふなくち一番」

「槽」で搾られたお酒はその場で瓶詰めされ、真向かいのブースで直売。
こんな贅沢、蔵開きでもなければそうそう味わえません。

次第に、この「ふなくち一番」を目当てにやってきたお客様が列をなし、中にはケース(一升瓶×6本)単位でご購入の方も。
しかも、しばらくの間 搾り→瓶詰めの作業が追い付かず、気づけば私たちも“スタッフ”としてヘルプに駆り出される始末…!(どの蔵に行ってもつい手伝ってしまう)
いち見学者だったはずが、気づいたら1日目をほぼフルでお手伝いしていました。

渡辺酒造本店の蔵内

渡辺酒造本店の日本酒ラインナップ

でも合間には渡辺酒造さんのお酒を試飲させてもらえたし、蔵の中もじっくり見学させてもらえたし、満足、満足な一日。
小さいけれど、最新鋭の施設や機械に頼らず頑張っておられる蔵元を、これからも応援したいと思いました。

—-*—*—*—*—

ところで「ふなくち一番」、もちろん私も購入しました。
が、まだ開けてません。

実は、冷蔵庫の中には、呑みかけの日本酒がゴロゴロしており。
「ふなくち…」を開栓するのは、これをいくらか呑み終えてからにしたいのです。
ならばということで、しばらく自宅の冷暗所で寝かせておこうかなと。
そして、落ち着いたころに開けてみるのもいいかなと、勝手に思ったりしています。

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